チャオちゅーる:アーちゃんの巻

こんばんは!
チャオちゅーるってご存じですか?まあ、猫のオーナーの間では知らない人はいないといっても過言ではない恐るべき製品です。小林製薬の紅麴事件でチャオちゅーるにも紅麴入っていることから愛猫家が心配しているというニュースを観ました。その時のナレーションで、猫が愛してやまないおやつちゅーる、と紹介したのには笑いました。本当にそうだからです。猫は犬よりはグルメで、キャットフードの開発者は苦労していると思いますが、ちゅーるは凄い。麻薬あるいはまたたびが入っているのでは、と疑いたくなるほどとりこになる猫がいます。ただここは個体差があり、王者ちゅーるにもなびかない猫もいます。うちの猫でちゅーるに首ったけだったのは18歳で亡くなったアーちゃん。お薬を飲ませた後のご褒美に使っていました。彼の命を奪ったのは鼻腔内腫瘍です。私が最初に異変に気付いたのは、床の血のシミ。でもまずはどの猫のどこの出血かわからず悩みましたが、アーちゃんの鼻血だとわかって血の気が引きました。シニア猫の鼻血、まさか?お願い!誰か鼻腔内異物だと言って!腫瘍が致命的な病気であることももちろんですが、緩和的治療として行えるのは放射線治療のみ(当時は)です。1クール50万から100万くらいかかります。思わずたじろぐ金額です。でも腫瘍科のある二次診療施設に行ってCTを取ってもらいました。予想通り鼻腔内腫瘍で余命半年って言われましたが、それから二年生きました。ちゅーるが楽しみで生きたのでは、と思う大往生でした。アー君、お休み。2024/3/31